16歳以上 ------------------------------------ ・重症度 ・緊急度(重症化リスク) を求める。この2つは全く別の個々の値である。 重症度は、今の状態の指標。超重症/重症/中等症/軽症。 緊急度は、今後悪化の可能性。高/中/低。 または新しい出力形式(緊急度判定レベル)として、最重症/重症/中等症/軽症/緊急受診不要。 使用箇所は、 問診後(に出力する場合)の判定文出力内容。(救急車ですぐに行きましょう、明日でいいでしょう、等の出力) 業務側での ・問診一覧での重症度・緊急度表示 ・問診一覧での色付け ・予診表での重症度・緊急度表示(文字) ・予診表での重症度・緊急度表示(バー画像) 業務側で問診の修正が行われた場合、それに基づいて重症度・緊急度も再度求めその値によって動作する。 関連する外部パラメータは、(使用箇所それぞれで)表示する1ユーザロール、2提供先利用施設。 問診の場合はログインが不要なので、ログインユーザーロールとは必ずしも連動しない。 2はシステム内でフラグを持たせる。 ------------------------------------ 重症度の求め方 判断要素は、最大で ① 全身状態 (5問)から求められる重症度判定 ② 外傷選択1(3問)から求められる重症度判定 ③ 外傷選択2(3問)から求められる重症度判定 ④ 外傷選択3(3問)から求められる重症度判定 ⑤ 症状選択1(3問)から求められる重症度判定 ⑥ 症状選択2(3問)から求められる重症度判定 ⑦ 症状選択3(3問)から求められる重症度判定 の以上7つとなる。 これらについては、項目毎にそれぞれ設問があるので、それを用いてそれぞれ重症度を求める事が出来る。 入力が無い項目については、判断要素に含めない。(16歳未満と違い、⑤⑥⑦で入力があっても判定が無い事がある) 判断要素を全て求めた後、その中で一番重い判断結果を、最終的な判断結果=重症度1として採用する。 ユーザロールによって、重症度1を調整した値=重症度2をシステムでは画面表示等に利用する。 ユーザロールは個別に持たせるが、まずは「医師」「小児科医」の場合下記を適応する。 主訴がその他以外の場合 ┗ ①が軽症の場合(最初に処理) ┗ 最終的な判断結果が超重症の場合・・・重症に下げる ┗ 最終的な判断結果が重症の場合 ・・・中等症に下げる 主訴がその他の場合 ┗ 最終的な判断結果が中等症の場合・・・重症に上げる ┗ 最終的な判断結果が軽症の場合 ・・・中等症に上げる ------------------------------------ 緊急度の求め方 重症度1から、基礎値としての緊急度1を求める。 超重症の場合・・・高 重症 の場合・・・高 中等症の場合・・・中 軽症 の場合・・・低 ユーザロールによって、緊急度1を調整した値=緊急度2とする。 ユーザロールは個別に持たせるが、まずは「医師」「小児科医」の場合下記を適応する。 ①が中等症の場合 ┗ ②③④で最も重いものが重症の場合・・・緊急度を高から中に下げる ------------------------------------ 問診一覧での重症度・緊急度表示 上で求めた値から、 利用施設Aの場合(従来の値を使用する場合)・・・重症度・重症化リスク表示 重症度/重症化リスク、と表示 (例)超/高、中/低 利用施設Bの場合(従来の値を使用する場合)・・・重症度のみ表示 重症度、を単独で表示 (例)超重症、軽症 利用施設Cの場合(新規の値を使用する場合)・・・緊急度区分表示 最重症、重症、中等症、軽症、緊急受診不要、の5段階 最重症・・・重症度が超重症の場合 重症 ・・・重症度が重症の場合 中等症・・・重症度が中等症、かつ重症化リスクが高の場合 軽症 ・・・重症度が中等症、かつ重症化リスクが高以外の場合 緊急受診不要・・・重症度が軽症の場合 予診表での重症度・緊急度表示(文字) (問診一覧での重症度・緊急度表示、と同一) 予診表での重症度・緊急度表示(バー画像) (表示分岐.txtを参照) 以上